昨日ETSXに乗ってたらなんかリアシフトの調子が悪い。レバー重たい。変速しにくいギアがある。ディレイラーの位置調整は問題ないし、ワイヤーのテンションも大丈夫。旧XTR(ラピットライズ・トップノーマル)です。
んで、レバーを観察すると、ワイヤーのテンションアジャスターが曲がってました。判ります?右側のワイヤーが出てくる部分ですね。
曲がったのでワイヤーに抵抗がかかっていたのですね。
ネジを外すとホラ!
激しいトレイルライド(つまりコケ)をしていると、ありがちなトラブルです。お預かりするバイクにもよくあります。これではワイヤーの調整ができないばかりか、シフトが重たくなるのは当たり前です。
このアジャスターでテンションを上げすぎて(ボルトを緩める方向)このボルトが露出しすぎるとこうなりやすいです。ライド中のテンション調整、普段の微調整は構いませんが、定期的にこのボルトを戻して(締めて)、ディレイラー本体でのテンション調整をしてあげましょう。
曲がったボルトを交換して、ハイ出来上がり!
お客様のバイクを何かの修理でお預かりして、これを発見したらサービスで交換しているんだけど、みんな気付いてるかな~(と、さりげなく恩を売りつけるのを忘れない)。
ついでにレバーユニットを分解掃除して快適なシフトフィールを取り戻しました。
ちなみにインジケーターは取り外してあります。外したあとの穴(中央)にはゴミが入らんようにテープでも貼っときましょう。