人力旅専門店 SOUTHERN WORKS

コラム

奄美・加計呂間島

テツの小部屋フェザークラフト九州の島旅

2012年07月09日

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先週は16名のフェザー仲間と共に加計呂間島を漕いできました。滋賀のグランストリームの10周年記念ツアーでもあり、素晴らしい旅に同行させて頂きました。大瀬氏をはじめ奄美シーカヤックマラソンに参加したユーザーさん、小学50年生伊東孝志画伯ホーボージュン氏、料理の小雀陣二氏、カメラのヤマダマコト氏、カイロのパミール氏など多彩なメンバーで古仁屋を出発しました。
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1日目のキャンプ地。これから数日間は大潮が続きます。小雀氏の料理に頼りっきりの衆。基本は食事セルフだったのですが、これはもうしょうがない。
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実久の集落ある売店。いきなり海から大勢の黒いのがやってきてビールだのカキ氷だのUFO(やきそばの)買ってお湯くれなどおばちゃんに集中攻撃。おばちゃん倒れやしないかと心配してしまいました。久しぶりに「パニくるってこんなんだな~」と思いました。
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2日目は無人島「江仁屋離(えにやばなれ)」でキャンプ。目の前の大島海峡はゴンゴン潮が流れています。
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私は基本的に一番後ろを漕いでいましたが、メンバーが日に日に進化していくのが良く判ります。
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3日目は伊東画伯の住む西阿室へ。お墓の横の木陰で休息。本当に暑いときはタープなどでは熱を遮断できず、やはり木陰が一番です。この日は伊東さんのお宅にみんな泊めて頂きました。
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集落の小学校の子供たちが水泳の授業でやってきて帰りの会。子供たちがこの先もずっとこの海と繋がっていられたら良いなと強く思う。旅先で子供たちを見ると私もほんの少し家が恋しく思うようになってしまいました。
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翌日。潮目を横に見つつ南下。向こうに見えるのは与路島。
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諸鈍の集落にあるデイゴの並木。こんなに大きく育ったものは珍しい。昔 琉球の王様を迎え入れるためにデイゴの赤い花を目印にしたそう。
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諸鈍近くの浜でキャンプ。沢が流れていて水浴びできました。最高のキャンプ地。
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加計呂間は奄美本島の人が「昔の奄美」と言うほど自然が豊かに残っています。潮流のパワーもダイレクトに感じます。大潮ではありましたが、面する海が広いからか、黒潮の影響か、海図に表記される値よりも強く感じました。陸地の地形は九州に近く(リアス海岸)島もたくさん。海の色はまさに南国。これほどカヤックで巡るのに適した場所もないでしょう。観光地ではない最高の海を旅する事のできるカヤックはやはり優れた旅の道具です。しかも折り畳めばどこにでも行けて、どこからでも帰れるというのが旅の自由度に大きく関係してきます。
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諸鈍でフネを畳み、生間から海上タクシーで古仁屋へ戻りました。最高の仲間と最高の海を旅できました。久しぶりのインパクトで正直気持ちがまだ日常に戻れていません。この感覚を今後も皆様と是非共有できたらと思います。次はどこに行きましょうか?
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