だましだまし使っていたニンバスのタンデム艇のラダーサポート部分がついに崩壊しました。タンデム艇のラダーが航行中に使用不能になるのはなかなか大変なので、ほんとはもっと早くに対処しておくべきでした。
フォールディングカヤックと比較してリジッドカヤックはラダーシャフトに遊び(力の逃げ)がないので、強い水圧を受けた場合に破損の可能性が高くなります。大きなブレードを使うタンデムではなおさらです。なのでおそらくニンバスのフェザークラフトラダーにはこういったオリジナルのブレードサポートが装着されています。この壊れた部分の中に切れ目があり、そこにラダーブレードが入り込みます。
しかしこのヒビ。そりゃ壊れますね。フォールディングカヤックには取り付けに遊びがあるので余計な力を逃してくれているのですね。
交換部品も取り寄せればあるかもしれませんが、待っていられませんので自作です。素材はみんな考えつくであろうポリエチレンのまな板。2種類の厚さのまな板から形を切り出してサンドイッチ。これだけなら簡単なのですが、ポリに接着剤は使えないし、ラダーの上げ下げ用のロープを通す切り欠きや、正確な穴あけが必要だったりで、意外に厄介でした。
これで20年選手のニンバスさんもまたしばらく活躍してくれるでしょう。
フェザークラフトラダーの補修部品も主要なもの(ブレード、シャフトなど)は在庫しておりますのでお困りの方はご相談下さい。