人力旅専門店 SOUTHERN WORKS

コラム

バイクパッキング 新しい旅のかたち

MTBテツの小部屋バイクパッキング

2017年04月11日

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 先月行ったバイクパッキングの旅の模様です。

 MTBを取り巻く環境はこの20年程で大きく変化してきています。簡単に言えばやりにくくなっています(半比例するように新しいハードの供給は凄いですね)。が、MTBの楽しみ方もいろいろあり、その提供がきちんとされていなかったのがその原因の一つでもあります。まあ色々ありますが私はとにかく決まり事が嫌いな人間なので、シーカヤックやMTBをしています。そんな私がMTBでの旅にたどり着いたのは必然でります。とにかく色んな場所に行きたいのです。これはシーカヤックでも同じです。決められたフィールドで遊ぶなら私はエンジン付きを選びます。人力でのメリットはそうでないところにある、と考えています。
 近年の野営道具の進化には目を見張るものがあります。ウルトラライト、などという言葉で表現されるような道具の中には優れたものも数多くあります。が、有効に使ってこそのウルトラライトです。まあ道具にこだわり過ぎるよりは己の肉体を鍛える方が手っ取り早い訳で。私の場合は酒という重たいものを携行するためのウルトラライトでもあります。そんな事を感じた旅でした。
 「バイクパッキング」という言葉が無かった10年以上前、なんとかオーバーナイトでトレイルを走りたいと思い、「山泊ツーリング」などと称して30リットルくらいのバックパックに無理やり道具を詰め込んで走ったりしていました。ウルトラライトなんちゅう言葉も無かったですね。しかしそいうったところに名称を付けて、いろんなものを作り出す北米人はさすがですね。
 「バイクパッキング?北米ではいいかもしれないけど、日本ではね~?」なんちゅうご意見も良く聞きますが、こういうミニマムな装備での旅は、補給が自由自在な日本にこそフィットすると思います。さすがに一週間分の食料を携行してのトレイルライドは楽しめませんからね。輪行も楽ですし。これまで一日で行けなかった山に行ったり、一日で走っていたトレイルの途中で泊まってみたり。とにかくこの自由さを是非皆様にも体験して頂きたいです。

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