学生時代からこれまで、さんざん通った「しず」のおばちゃんが亡くなった。
酒飲みの福大生なら皆お世話になったはず。
思えば初めて焼酎の味を先輩から教えてもらった店だ。その後も自分が先輩面して後輩に焼酎飲ませたのもこの店。
初めて店を見たときの衝撃は今でも忘れない。福岡へ出てきた18歳のコドモにとって、大学生活そのものでした。卒業後もペースダウンしたがたまに出かけてはおばちゃんの顔をみて、自分らにまだ学生気分が抜けてないのを確認してははなんとなく安心してました。
会計が適当なのか、俺らに金がないのを見越してかいつも異様に安かった。
お通夜も済んだ後、お参りだけさせてもらいました。5秒間だけおばちゃんの顔を見ようと思って・・・。それ以上は無理。
自分でお葬式からお墓の手配までしてから亡くなったという。
死ぬまで働いた人だ。
あの卵焼き、俺今は結構上手く作れますよ。
では、お休みなさい。