人力旅専門店 SOUTHERN WORKS

コラム

春の海

テツの小部屋

2006年03月21日

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1DAYツーリングで近郊の海へ。

美しい海草が生い茂り、沢山の小魚がウロチョロしてました。
天気はイマイチですが、海は凪。

めったにないコンディションなので、皆さんのストロークをチェックしつつのんびり漕ぎました。
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最後は浅瀬で起きる小さな波でサーフィンごっこ。良い練習です。ラダーの入れ方、ローブレイスからハイブレイスへのチェンジ、ブローチングなどなど。波と遊ぶことはスキルアップの早道です。
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安全装備のご紹介。これは私のPFDです。クイックレリースベルトには牽引用のトゥイングライン(15メートル)。

これとは別にデッキバッグに3メートル程の自作ベルト付きトゥイングラインを入れています。これは強風で岩などに張り付いたカヤック&パドラーを緊急に安全地帯まで連れて行くためのモノです。牽引は難しい技術を要し、また危険も伴います。そのため長いロープを必要とするのですがこれはあくまで素早いレスキューのための緊急用です。その後長く牽引が必要な場合は15メートルロープにチェンジします。これがいろんな所で教えられる「正しい」方法かどうかは判りませんが、これまでの経験から必要性を感じて携帯しています。

そのほか無くてはならない、つまりまず使わないだろうけど無いとどうしようもないナイフもすぐに使える場所に携帯します。これはロープに人間がからまったとき、ナイフが無いと海上ではどうしようも無いからです。ちなみにそういう使い方はこれまでした事はありませんが。もっぱら岩に張り付いた貝を採るときに使用。

ポケットの中には3㎜くらいの細いロープを5mほど入れています。上記のレスキューロープのバックアップ(予備)の意味と、キャンプ時に紐があるとなにかと便利だからです。それとデジカメを突っ込んでいます。

アノラックタイプのパドリングジャケットはPFDの上から着ると良い(海上で着脱し易い・防水性が高くなる)、と良く言われますが、その場合いつでも使えるようにした上記の装備が咄嗟には使えなくなります。そのため他メンバーをレスキューする立場の人はその着用法は避けたほうが良いと考えます。
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