人力旅専門店 SOUTHERN WORKS

コラム

アメリカ旅日記 その5

テツの小部屋

2006年08月15日

00499-1.jpg

昨夜は日本からやってきたNO.1激ヤバフリーライダーの加納君御一行と合流。同行は加納君の友人AさんとHONDA(MTB)チームのメカニックとしてワールドカップを渡り歩くOさん。加納君とは5月の長野以来です。モアブに集結したニホンジン7名。

本日は「ポーキュパイン・リム」というトレイルを走ります。モアブでもNO.1の人気のトレイルです。ここのロングバージョンを走るべく、標高2000m以上の地点までクルマでシャトルします。ちなみに地元のバイクショップが「シャトル・サービス」もやっています。

なんと30キロは下りっ放し!期待で鼻血が出そう・・・。ロング&ハードなダウンヒルなので、もしもの為に僕はスペヤタイヤも背負っています。水も4リットル。

で、いきなりこのスケールです。
00499-2.jpg

最初は潅木の間をすり抜けるロック&サンディーなシングルトラック、中盤からはジープロードのアップダウン。この「ジープロード」と言っても、ここの場合「どんなジープなら走れるの???」と言うくらい荒れています。

気温もどんどん上がり、ハイドレーションパックがどんどん軽くなります。
このトレイルではパンク延べ3名、ディレイラーエンド曲がり1名、脛ペダルでパックリ1名。僕はヘッドとフォークからパキパキ音がしてきたり、フリーボディがゆるんだりしてきました。完璧に整備されたバイクと、モノを壊さないライディングテクニック、セルフリカバリー技術が必要です。ホイールを曲げでもして走行不能になれば一夜をこの荒野で過ごさなければならないのは確実です。
00499-3.jpg

下り続ける事約6時間、ようやくコロラドリバーの峡谷が見えてきました。
このあたりはプッシュ&プルで快適に加速していくシングルトラックです。とはいっても右側は数100メートル切れ落ちた崖。集中力の切れてきた脳ミソと疲労した筋肉を酷使して、転げ落ちないライディングを・・・。

今夜は巨大ステーキでシメ!
カテゴリ
最近の投稿
過去の投稿