人力旅専門店 SOUTHERN WORKS

コラム

行けるところまで旅 番外編

テツの小部屋九州の島旅

2007年10月26日

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今回の旅で私が使用したのはFethercraft カサラノ(ノーマル)です。

カサラノにはもう一機種「カサラノS」というのがあり、こちらはスキンの横部分に若干の余裕を持たせてあります。つまり、エアースポンソンに空気を注入する事で横幅がノーマルカサラノより広くなり、安定感が増します。ラダーも標準装備です。

私はノーマルカサラノに後付けでラダーを装着しました。今回初めての使用でした。確かにグリーンラド的なカヤックにはラダーは似合わないという感想もわかりますが、装着して大正解でした。

ワンデイで荷物も無ければパドルとリーン(傾け)でカヤックを操れますが、荷物満載で風が吹く中、何日もツーリングとなると。。。

しかもラダーペダルの踏みやすいこと!シーソックの引っかかり感も無く、自然な体勢で踏ん張ったまま操作できます。これはリジットも含め私がこれまで乗った事のあるカヤックの中でも一番です。
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fethercraft カサラノ 主要スペック

全長:5.4 m
全幅:56 cm
最大積載量:136kg
重量: 20.5 kg(ラダー含まず)


デッキ上の装備類

■バウ側 <デッキバッグ内> ブラスターホーン・ストロボライト・細引き・水筒・行動食
<デッキ上>マップケース・ペリカンケース(携帯電話・ガーバーマルチツール・煙草・ヘッドランプなど)

■スターン側 <防水バッグ内> パドリングジャケット・パンツ・スペアパドル・ビルジポンプ・トゥーイングライン

「デッキ上にやたらと荷物を置かない」方が良いとよく言われます。が、上記の装備の内、特にレスキュー用品・ツール・細引きなどはグループツアーのリーダー艇なら標準装備だと考えています。これらのものを使用する場合は、程度の差こそあれ大抵が緊急時なので、全ての作業は出来ればスプレースカートを外すことなく行いたいものだ、と私は考えます。
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写真左は笠原氏のカフナ。そう、ラダー無し、ハッチ無しのこのモデルが「カフナ」です(日本未発売)。

国内で発売されているのは日本別注とも言える「カフナ・エクスペディション」です。他参加者の皆さんはこのモデルでした。

fethercraft カフナ エクスペディション 主要スペック

全長:4.5 m
全幅:63.5 cm
最大積載量:136kg
重量: 18 kg (ラダー含む)
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