人力旅専門店 SOUTHERN WORKS

コラム

Feathercraft Khatsalano インプレッション

テツの小部屋

2007年12月06日

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小出しに続くカサラノインプレです。

写真は身長175cm、75kgの私が、約15kgの装備を積み込んだ状態です。
これくらい喫水が下がった状態で本来の性能を発揮する、と言えると思います。
マニュアルによると、ハルとデッキの継ぎ目が喫水線から1インチが使用の限界、とあるので私の体重でももう少し積めそうです。
同じくマニュアルによるとパドラーの重量も含めたカサラノの最大積載量は136 kg(カサラノSは145kg)です。

これはほとんどのシーカヤック(リジット、フォールディングに関わらず)に関して言えることです。全てのシーカヤックは生活用具を載せる事を前提にデザインされていますので、空荷で試乗したとしても、ある程度までしかその性能は理解できません。カヤック選びの時には注意が必要です。

通常の乗り物スポーツ(自転車、サーフィン、スキー、スノーボードなど)は、その乗り物のサイズやボリューム(同モデル内で)がかなり重要性を持っていますが、カヤックはモデルごとに性格が違うので。。。モーターサイクルに近いと言うべきかな。

大きな人(抽象的ですが)がタイトなカヤックに乗る場合は荷物を減らす努力を、小柄な人がボリュームのあるカヤックに乗る場合には水タンクなどを積んで調整すると良いでしょう。ビールをウェイトにしてももちろん良いのですが、その重さは程なく無くなってしまうので注意が必要ですね・・・!
荷物の配分は・・・。

○バウデッキ メッシュバッグ(行動食、ホーン、フラッシュライト、細引き、水筒)・ペリケース(電話、タバコ、カメラ)・マップケース

○スターンデッキ 防水バッグ(パドリングジャケット、パンツ)・ビルジポンプ・スペアパドル

○バウハッチ内 タープ、衣類、シュラフ、酒、食料、リペア用品、工具、充電器関係・カヤック収納バッグ


○スターンハッチ内 テント、衣類、米、水、クッカーセット、クレイジークリーク、バーナー、ガスボンベ

○シート横 パックカート(折りたたみカート)

デッキ上に置いておきたい小物類はデッキバッグを使用すると、サーフで吹き飛ばされる事もありません。Feathercraft製がやはり一番です。
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と、文字で書くには限界がありますので、実際のキャンプツーリングの中で様々な講習(パドリング・レスキュー・パッキング・ビバーグ術など)もしております。お一人様からお受けしておりますので是非ご活用下さい。

https://www.southernworks.com/topics/view.php?no=72
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