博多組と関東からのお客様は福岡を夜出て別府からフェリーで四国へ。関西組は夜行バスで中村へ。朝、口屋内に全員集合して旅が始まりました。一年振りの四万十川は断続的な雨のお陰でささ濁りながら十分な水量でした。川の流れの中で5メートル前後のシーカヤックを操船するのはちょっとコツが必要です。練習しつつダウンリバーです。
山間を大きく蛇行しながら海へと向かうこの川の景観は何度きても素晴らしいです。途中途中の集落もまさにトトロの世界。そしてとても人懐っこく、よそ者にも親切な地元の皆様。
ここに来るようになってもう18年くらいですが、いつきても穏やかな気分になります。20代のある時期、鬱々と仕事ばかりしていた(カヤックですが)ころ、この川に来るのが唯一の癒しだったのを思い出す2012年であります。
そしてもちろん四万十といえば黒尊川、そしてこの人酒井あっちゃん。凝り固まった都会の感覚に一同喝を入れられます。口は悪いが心優しい土佐男。
ベースキャンプは酒井さんち前の田んぼ。
崩れかけていた口屋内の沈下橋の一部はスッパリ無くなっていました。
美しい支流、黒尊川でエビ獲り。
あっちゃんの作るカツオのタタキ。藁焼きは香りが違う。感動の一品。
私自身も大変楽しませて頂いた旅でした。また来年も行きます。