朝、ダイビング組と合流し、船にカヤックを積み込む。この船の名は「アロハママ」。以前はライブハウスを経営していたというキャプテンが、アメリカンロックをガンガンにかけながら東シナ海をぶっ飛ばします。なんか自由のニオイがします。カッコ良いです。
こういった船にフォールディングカヤックを積んで島に渡してもらい、ピックアップもして貰えるなんて、なんだか新たな可能性を発見した気分です。
なかなか荒れている海を硫黄島に向けてアロハママは爆走します。強がってデッキにいた我々カヤックチームは全員ずぶ濡れボーイズです。船の揺れに耐えるために手すりにしがみつきっぱなしです。会話もなく、次第に寒さで3人とも唇が紫色になってきました・・・。
チアノーゼになる寸前に硫黄島港に到着。
高台から港を見た風景です。
温泉の成分(硫黄?)で港内の海水は赤錆色に染まっています。
風も強いし、雨も降ってきた・・・。
漕げない事は無いのですが、早速潜りに行ったダイビングチームとは対照的に、我々は宿の車をお借りして島内観光。
海っぺりの温泉に入りました。硫黄の成分が強いのか、お肌の弱い私はチクチクして5分と入っておれませんでした・・・。