先週末は毎年恒例の奥琵琶湖ツアーに行ってきました。門司からフェリーに乗り、船内のレストランで暴走気味に盛り上がり、翌日酒の抜けないままおなじみ大瀬氏のグランストリームに到着しました。いつもは一人もしくは少人数でひっそりとこのフェリーに乗っていましたが、やはり大勢の旅は面白いものです。九州以外からは伊豆のクロちゃん、東京の赤チン、大阪の井上さんが来てくれました。
総勢12艇でパドリングを開始していくつかの岬を越えると、原始の森が広がるエリアに到達します。サルや鹿がウロチョロしていました。
期待した雪は無く、強い北西風と雨の中でしたが、湖だからこそ経験できるパドリングとも言えます。寒い時期にカヤックを漕ぐという事は、様々な面でスキルアップに繋がります。パドリングの事、ウェアの事、安全対策、ビバーグ技術などなど。冬入門には海より向いていると言えるかも知れません。
暑い夏に水遊びしながら漕ぐのも楽しいですが、私はどちらかというと寒い時に漕ぐ事が好きです。カヤックは北方の民の乗り物だった事を実感させてくれます。
